Covid-19はまったく終息する気配がない。少なくともこの国では。

第四波は、これまでで最大のスケールになりそうなのに、ワクチンの接種ペースときたら、先進国中では最下位(というかもはや後進国)だし。感染者数を低く見せるため、検査数を絞り込んだり、超過死亡を隠ぺいしたりと、これだけ情報統制が激しかったのは、延期されたオリンピックを、もう何としてもやるっきゃないという特攻精神のなせるわざだろう。


でもね、なんだかそれ以上にこの社会のインフラとかシステムの時代錯誤なところが露呈してしまった感はあるよね。なにしろ五輪の舞台である首都にかぎらず、大阪もまたイソジン&雨合羽の維新のせいでカタストロフィーを迎えようとしているし、大学のオンライン授業も、今春は文科省のツルの一声で無理やり対面にもっていかれたのは、既に蔓延している変異株が若年層にも容易に感染するという科学的知見を無視してのことだし。

 

この国では、もう、なにをどう言っても無駄な気がしてきた。自衛するしかないのだろうか?